ボーナス(賞与)は仕事を頑張ったご褒美というイメージが強いですが、それがそもそもどんなものなのか知っている人は少ないと思います。
ボーナス(賞与)は、1周間毎や一ヶ月毎など決まった期日に支払われる定期給とは別に支払われる給与です。
基本的には夏と冬の時期、年2回支払われることがおおく、時期としては6月・12月となっています。
年2回、6月と12月に支給されるところが多いので夏のボーナス、冬のボーナスと言われます。
ただ、企業によっては、ボーナスが年1回や年3回というところや、ボーナスという制度そのものがない企業もあります。
ボーナスは、一般的に基本給が何ヶ月分、という形で支払われます。
企業によっては景気変動によって目標達成した際や、業歴に応じてボーナスを支給する場合もあるのです。
ボーナスは絶対的に支給しなければならないものではないため、業績が悪い時は支給されないケースも少なくありません。
大企業になると、業績に左右されず「基本給の何ヶ月分」と固定されている場合が多いといえるでしょう。
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大企業では、新入社員や若手社員を除くと、平均として基本給の2.5ヶ月分のボーナスが支給されています。
ただ、業績や企業によって若干の差はあるので、一概にこれが正しいとはいえません。
一方、中小企業のボーナスは、基本給の1ヵ月分という会社が多いといえます。
しかし多くの中小企業でボーナスの支給はない、としているところがほとんどのため、多くの人はボーナスをもらっていないのです。
ただ、ベンチャー企業などだと少数精鋭で仕事をしているため、実力のある社員や目標をハイ達成した社員などには、基本給数ヶ月分の賞与を出す場合もあります。
周りの人が大体どのくらいのボーナスをもらっているのか、支給額についても気になりますよね。
夏のデータを見ていきましょう。
具体的な賞与の支給額を見ると、ボーナスの見え方が変わってくるかもしれません。
年齢の違いや男女の違いによっても、賞与の支給額に若干の違いが見えてくるようです。
それだけでなく、働いている企業が大企業なのか、中小企業なのかでも変わってきます。
夏のボーナス平均支給額は54万円となっています。
また、ボーナスを支給されていない人が非常に多いという事があげられますね。
まだ社会全体でみれば不景気の中にあるので、仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。
景気が回復してくれば、また給与の数ヶ月分を支給してくれる会社が増えてくれるのでしょうか。
ちなみにボーナスが支給される人の中で、約40%の人が70万未満の支給額。男性と女性の差額は10万以上。
なお男女による賞与の支給額の差は、年々縮まっています。女性が社会で活躍する時代になってきている事が影響していると思われます。
あるセミナーの資料によると、中小企業が社員に支払ったボーナスの平均は18万円だそうです。
中小企業はボーナスを支払わないところも多い中、もし自分が勤める会社が中小企業なら、これだけもらえていればいい方だと言えるでしょう。
日本にある会社のほとんどが中小企業です。
ボーナスは基本給の何ヶ月か平均なのかや、平均の支給額をみていくときは、大手と中小企業が合算されたものを見るだけでなく、中小企業だけの平均を確認することも大事なのではないでしょうか。
ボーナスは基本給の何ヶ月分なのかについて、説明してきました。
ボーナス(賞与)の平均が基本給の何ヶ月分かというと、大企業は2.5ヶ月、中小企業は1ヶ月のようです。
ボーナスが無い会社も多いですし、ボーナスは企業の規模や業績などにより、様々です。
今後ボーナスを考えるにあたり、転職や就職をする際には、ボーナスを含めた年収ベースで鑑みる事が非常に重要になってきます。
ボーナスなどの賞与支給平均相場をしっかり把握して、自身の現状と見比べてみましょう。